満開のヒマワリ畑に映えるドア みやま市の中学生が制作

 福岡県みやま市瀬高町長田の国道209号沿いの農地で、満開を迎えた約2万5000本のヒマワリの中に、地元の中学生たちが制作したドアの形をしたオブジェが登場した。


ドアのオブジェが置かれた満開のヒマワリ畑

 ヒマワリは、国道209号沿いの遊休農地などをヒマワリで彩り、新たな観光スポットにする「みやまひまわりパーク」の一環で植えられた。地元の若手農家3人が2年前から取り組んでいる。

 この取り組みに共感した地元の東山中美術部の生徒たちが、写真映えするオブジェをヒマワリ畑に置いてもらおうと、校内で使われなくなった小屋のドア(高さ約1.8メートル)を活用して制作。今年8月に若手農家に寄贈していた。

 約2500平方メートルの畑には、土壌改良にも使われる品種のハイブリッドサンフラワーが植えられている。11月17日に家族と訪れた同市の主婦(57)は「秋のヒマワリも趣があっていい。黄色にピンク色のオブジェが映えてきれい」と楽しんでいた。


advertisement

この記事をシェアする