「世界遺産 大シルクロード展」1月2日にアジ美で開幕

 2024年1月2日に福岡市博多区の福岡アジア美術館で「世界遺産 大シルクロード展」(読売新聞社など主催)が始まる。12月25日に行われた開会式と内覧会に出席した関係者は、シルクロードの要衝で発見された名宝の魅力に触れていた。


開会式でテープカットする関係者ら

 開会式では、在福岡中国総領事館の成岩・代理総領事らがテープカット。約200人が参加した内覧会では、新疆ウイグル自治区の墓から出土した5~7世紀の金製の杯「瑪瑙象嵌(めのうぞうがん)杯」などの名宝に関係者が見入っていた。

 絵画を通じた国際交流を行うNPO法人「社会教育団体ベルポ会」の鶴ゆかり理事長は「各地の文明が融合して生まれた文物から、人類の英知を感じた」と話していた。

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