北九州市八幡東区の市立いのちのたび博物館で12月26日、常設展の更新を記念した式典と来年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ冬の特別展の開会式が行われ、高校生ら約150人が参加した。
常設展は、歴史ゾーンに古代から近現代までの土器や陣羽織などを集めた「ヒストリーアートギャラリー」を新設。自然史ゾーンでは、同市の自然や生態系の多様性を分かりやすく学べるよう展示内容を一新した。
「博物館のお正月2024」と題した特別展は、肉食恐竜の骨格標本や竜が描かれた掛け軸、八幡中央高書道部2年の藤田まどかさん(16)が「龍」を表現した書など約150点を2024年2月18日まで展示。会期中の1月2日には、クイズに正解した先着800人に同博物館のオリジナルグッズの詰め合わせをプレゼントする。
藤田さんは「力強く、希望にあふれた新年になるよう、気持ちを込めて書きました」と話した。
29日~1月1日は休館。観覧料は大人600円、高校生以上の学生360円。問い合わせは同博物館(093ー681ー1011)へ。