小倉・中心市街地の火災で、被災店舗支援のオークション

 北九州市小倉北区の中心市街地で1月3日に起きた大規模火災の被災店舗を支援しようと、同市などで質店を運営する「ものばんく」(山口県下関市)と北九州市のラジオ局「CROSS FM」(クロスFM)は、不用品を募ってオークションでの落札金額を寄付する「モノファンディング」を実施している。

ものばんく、CROSS FMが不用品募る

 市によると、火災では少なくとも2000トン程度のがれきが生じたとみられる。両社は、再建に向けて課題となるがれきの撤去費用を支援しようと、不用になった貴金属類や家電製品などを募り、ものばんくが運営するネットオークションに出品する取り組みを企画。運営費用を除いた落札金額は、北九州商工会議所などがつくる「魚町火災復旧支援の会」に寄付する。

 不用品の提供は、専用サイトを通じて1月末まで受け付ける。オークションは2月16日に実施し、動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信する。問い合わせは、ものばんく(083-232-2822)へ。


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