博多祇園山笠振興会の新年総会が1月28日、福岡市博多区の櫛田神社で開かれた。7月に行われる「博多祇園山笠」の奉納順が発表され、大黒流(ながれ)が一番山笠(やま)となった。
舁(か)き山笠は、東流、中洲流、西流、千代流、恵比須流、土居流と続き、最後に飾り山笠の上川端通が奉納する。
各流の代表者らが参加した総会では、2023年の追い山笠で舁き手の男性が死亡した事故を受け、タイムレースではなく奉納神事であることを念頭に参加することなどが呼びかけられた。
武田忠也会長(67)は「今年はそういったことがないよう皆さんの力添えをお願いしたい」と訴えた。