地震被害の台湾を支援 福岡県、福岡・北九州市が募金箱

 台湾東部・花蓮沖を震源とする地震の発生を受け、福岡県は4月4日、県庁1階ロビーに義援金を集める募金箱を設置した。5日からは県パスポートセンター(福岡市)と各支所、県国際交流センター(同)にも設置する。
 県庁では服部誠太郎知事が4日、募金箱を設置し、「どうか温かい支援の手を台湾の皆様に差し伸べていただきたい」と呼びかけた。いずれも5月7日まで設置する予定。


募金箱を設置する服部知事(県庁で)


 福岡市も4日、市役所本庁舎に被災者支援の募金箱を設置。5日には各区役所や出張所にも設置し、4月末まで受け付ける。


 また、北九州市は4日、台湾に見舞金100万円を贈り、市役所など9か所に募金箱を置いて義援金を募ることを明らかにした。
 募金箱は5日から6月28日まで、市役所本庁舎や市内7区役所などに設置する。見舞金は、台北駐福岡経済文化弁事処(福岡市)に届けるという。
 同市の武内和久市長は4日の定例記者会見で「大きな被害に心を痛めている。台湾は我が国の地震でも迅速にサポートをしてくれたので、できる限り支援に協力したい」と述べた。


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