海に囲まれ、豊かな漁場を持つ北九州市を「すしの都」として発信し、交流人口の拡大につなげようと、「すしの都 北九州協議会」が8月7日に設立された。
協議会は市や市内のすし店、JR西日本など43会員で構成。北九州の「すし」の認知向上に向けた広報活動などを行い、すし以外の食文化も含めた「美食の街」として売り出したい考え。首都圏や関西のメディアの誘致、インバウンド(訪日外国人客)受け入れに向けた店の支援を計画する。
記者会見した武内和久市長は「北九州市のすしは世界で戦えるコンテンツ」と意気込み、名誉顧問を務める「天寿し」の天野功一店主は「僕らが起爆剤になり、和食やイタリアン、フレンチの後押しにもなるよう頑張りたい」と話した。