第46回西日本陶磁器フェスタが9月19日、北九州市小倉北区の西日本総合展示場で始まった。全国29都道府県の窯元など235社の焼き物、工芸品約5万点を販売する。能登半島地震で被災した石川県の九谷焼や輪島塗を紹介する「石川伝統工芸コーナー」を設けている。
フェスタは1979年に始まり、秋の恒例行事として定着。同コーナーに食器類など約150種を並べた同県能美市の九谷焼窯元「九谷百万石」代表の吉田正一さん(66)は「九谷焼の新しい技法による色絵を多くの人に見てほしい」と話していた。
24日まで。入場料600円、高校生以下は無料。問い合わせは北九州観光コンベンション協会(093-511-6800)へ。