ゾウに清き一票を 福岡市動物園で4頭命名へ決選投票

 福岡市動物園は、公募していたアジアゾウ4頭の名前について、寄せられた6408件から絞った10案を発表した。10月27日まで、来園者による決選投票を行い最終案を決定する。結果は今秋中の一般公開に合わせて発表する予定だ。

一般公開に合わせて発表


ミャンマーから来園したゾウ(10月5日撮影)

 ゾウは7月下旬、ミャンマーから園に到着した。雌の1頭は9月に死んだが、園は「ここに来た証しとして日本での名前を付けてあげたい」としている。公募は、4頭セットにして関連性を持たせることを条件に行った。10案には、福岡やミャンマーに関連するものが選ばれている。


ゾウの名前の候補(10案)

 動物園の正面と西門、植物園の入り口付近で投票用紙を配布する。市動物園の川越浩平園長は「衆院選もあるが、ぜひ来園してゾウの名前にも投票していただきたい」と話している。


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