西日本鉄道(福岡市)は2月1日、北九州の酒文化として親しまれている「角打ち」をバスで複数、巡ってもらおうと、専用のデジタル乗車券を発売する。「北九州角打ち はしご酒 にしてつバス24時間フリー乗車券」で、4月末までの期間限定。
地元団体とタイアップ
酒店の店先でお酒を飲む「角打ち」は市内各地で楽しまれている。その維持・発展を目指して2005年に設立された「北九州角打ち文化研究会(角文研)」が20周年を迎えるのを記念し、西鉄が初めてタイアップ。今回の乗車券のチラシには、角文研おすすめのモデルコースも掲載している。
乗車券は、北九州地区の西鉄路線バス(初乗り230円)が購入から24時間乗り放題となるのに加えて、12店の角打ちで利用できる200円分のクーポン3枚(計600円相当)がセットとなっている。価格は税込み1500円。おでかけアプリ「my route」から購入でき、利用時はバスの降車時や酒店の店頭でスマートフォンの画面を提示する。