3年後のロス五輪「挑戦する意識で」
シンガポールで開催された水泳の世界選手権に出場した鈴木聡美選手(34)が9月16日、出身地の福岡県遠賀町役場を訪れ、女子100メートル平泳ぎ4位の結果を報告した。3位と0秒14差でメダルに届かず「悔しい結果」と振り返る一方、3年後のロサンゼルス五輪に向けて「(五輪は)ラストになるかもしれないが、挑戦する意識で頑張りたい」と意欲を示した。
鈴木選手は、14日に滋賀県で開催された国民スポーツ大会の同種目で、自己ベストを更新して優勝したばかり。1分5秒53のタイムは大会新記録となった。
町役場で記者会見に臨んだ鈴木選手は「国スポで福岡県に貢献でき、大変うれしい」と笑顔を見せ、「何事もチャレンジ。記録を出したいという気持ちが原動力になっている」と語った。
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