飯塚市に稽古場 二子山親方が催しの収益金を市に寄付

 大相撲九州場所(11月9日初日)で福岡県飯塚市に稽古場を構える二子山部屋の二子山親方(元大関・雅山)が11月4日、同市役所を訪れ、同市の商店街で開いたイベントの収益金24万円を寄付した。


武井市長(左)に寄付金を渡す二子山親方

 イベントは2023年、同市に稽古場「金剛館」ができたことを記念して始まった。2025年は1日にあり、ちゃんこの実演販売や力士との腕相撲対決などが行われた。

 寄付金贈呈式で、武井政一市長が「飯塚を拠点として選んでいただきありがたい。寄付は有効に使わせていただきます」とあいさつ。二子山親方は「イベントを通して多くの方に応援してもらっていることが実感でき、(力士は)一層気合が入って九州場所に臨める」と話した。寄付金は、中心市街地の活性化に役立てられる。


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