「たれぱんだ」も「すみっコぐらし」も!福岡三越で大展覧会

多彩なキャラクターが来場者を迎える

記事 INDEX

  • 飛躍のきっかけは…
  • 紙製品メーカーから
  • 福岡初登場グッズも

 「たれぱんだ」「すみっコぐらし」などの人気キャラクターを展開する「サンエックス」(東京)の創業90年を記念した企画「うちのコたちの大展覧会」が、福岡市・天神の福岡三越9階「三越ギャラリー」で3月26日まで開かれています。同様の展示会は昨夏以降、東京、北海道で開かれており、福岡は全国3か所目、九州初開催です。

飛躍のきっかけは…

 会場では、同社のキャラクター事業が飛躍するきっかけとなった1990年代の「たれぱんだ」、2000年代の「リラックマ」、10年代の「すみっコぐらし」を中心に、各年代に誕生したキャラクターを紹介。絵本の原画やラフスケッチ、ぬいぐるみなど1000点以上が並びます。


すみっコぐらしのキャラクターも集合。なにやら話し合っている様子

 たれぱんだのぬいぐるみの初期の試作品は、現在の姿とはかなり異なっており、一つひとつを見ていくと、意外な発見も楽しめます。


たれぱんだ? ちょっと驚く展示も

 場内は、映像作品を除いて自由に写真撮影ができます。様々なフォトスポットも用意され、来場者を迎えます。


リラックマがゆる~く鎮座するスポット


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紙製品メーカーから

 サンエックスは元々、文具などを手がける紙製品メーカーでした。1932年の創業当時は、メモ帳やノートといった製品を作っていたそうです。

 文具のデザインに他社のキャラクターを用いるようになる中、1979年に初のオリジナルキャラクター「ロンピッシュクラウン」を生み出しました。


ロンピッシュクラウンが描かれたペンケース

 そして、たれぱんだが「脱力感」などから注目され、一気にファンを広げました。これまでに世に出したキャラクターは1000を超えるとのこと。最近では、2021年に誕生した「チキップダンサーズ」が、同社キャラクターとして初めて地上波全国放送のテレビアニメシリーズになるなど、成長を続けています。


会場に掲げられたパネル。たれぱんだの特徴をまとめている


 会場では、こうした会社の歩みを振り返りながら、最新キャラクターの「くまうさ」なども紹介しています。


「くまうさ」までの歩みを伝える

福岡初登場グッズも

 グッズ販売コーナーも会場に設けられています。様々なキャラクターが描かれた「レインボーバケツわたあめ」など、福岡会場から登場する商品もあります。


レインボーバケツわたあめ(左上)などが販売されている

 平日には数量限定で、オリジナルのしおりもプレゼントされます。11日にはリラックマ、12日にはすみっコぐらしの「ぺんぎん?」が来場するイベントも予定されています。


平日限定で配られるオリジナルのしおり

 サンエックスの広報担当者は「たくさんのキャラクターが福岡に遊びに来ました。ぜひお気に入りのうちのコも連れて、遊びに来てほしいです」と呼びかけています。


会場入り口では等身大のリラックマやソファが迎えてくれる



イベント名 サンエックス90周年 うちのコたちの大展覧会
たれぱんだ・リラックマ・すみっコぐらし
~みんなの生まれたところの話~
開催日 3月3日(金)~26日(日)
開催時間 10:00〜20:00 (最終日は18:00まで)
※入場は終了の1時間前まで
場所 福岡三越9階 「三越ギャラリー」
(福岡市中央区天神2-1-1)
入館料 一般:1500円/中高生:1200円/小学生:800円/未就学児:無料
※エムアイカードなどの提示で本人のみ無料
公式サイト サンエックス90周年 うちのコたちの大展覧会


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