ギラヴァンツ北九州 島原キャンプ現地リポート 小林監督の実家も訪ねてきた

記事 INDEX

  • 島原キャンプは無事終了
  • 期待の3選手にインタビュー
  • 番外編・小林監督の実家を訪問

 サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州は1月20~29日、長崎県島原市で一次キャンプを行いました。4年ぶりにJ2に復帰し、2月23日に開幕戦を迎えるギラヴァンツ。島原キャンプでは、長いシーズンを戦う上で必要なフィジカルトレーニングを中心に、大学生を相手にした練習試合も組まれました。島原キャンプのリポートです。


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取材日は雷雨、でも選手は明るかった

 取材に訪れたのはキャンプ終盤の27日。毎日のトレーニングで疲労が蓄積するなか、この日は午前中から目まぐるしく天候が変化し、午後は雷雨というコンディションでしたが、練習を終えた選手たちの明るい表情に頼もしさを感じました。


 チームは2月2日から沖縄キャンプに入り、8日にはJ1・名古屋グランパスとの練習試合も予定されています。2月23日の開幕戦は、ミクニワールドスタジアム北九州(北九州市小倉北区)でアビスパ福岡と戦います。開幕から北九州を熱くする福岡ダービーに期待です。


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期待の3選手にインタビュー

FW 佐藤亮 選手


佐藤亮選手(中央)

 昨シーズンの関東大学リーグ1部で優勝した明治大学の主将で、MVP、ベストイレブン、ベストヒーロー賞の個人三冠を獲得。全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)でもベストFWに輝いた注目のルーキーです。

――ギラヴァンツのトレーニングはハードと言われています。

 明治大学で厳しい練習をしてきたので(大丈夫)。厳しいメニューも組み込まれてますが、自分は覚悟を持ってやってきたので、きつさは感じてないです。

――キャンプの個人テーマは?

 体力的な長所はあるので、チームとしての組織的な守備や攻撃ですね。自分がチームの歯車になることをテーマに臨んでいます。組織力を強化するキャンプにしたい。

――チームは今シーズンからJ2です。FWとして必要なことは?

 求められるのは結果だけだと思うので、結果を残し続けないとチームは勝てないし、個人としても生き残っていけない。まず結果を大前提としてやっていきたい。

――大学の先輩の後藤大輝選手からギラヴァンツの印象を聞きましたか?

 後藤選手からは雰囲気や環境について細かに聞いてはいましたが、初めて来る場所なので不安はありました。チームは雰囲気がほんとうに良くて、スタッフを含めて良い雰囲気づくりをしてくれていると聞いていた。チームに加わって数週間ですけど、ものすごく感じています。

――北九州に戻ってしたいことは?

 まだ観光ができていないので、美味しい食事を食べたり、街を散策したりしてみたいです。

――抱負を聞かせてください。

 開幕まで焦ることなく、準備するだけです。開幕から自分たちのサッカーを貫いて、J2の舞台でも輝きたいです。プロ1年目ですが、結果を出して輝いて、サポーターに喜んでもらえるように頑張りたいです。


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DF 永田拓也 選手


永田拓也選手

 東京ヴェルディから期限付き移籍で新加入。昨季はリーグ戦11試合に出場しました。プロ12年目のベテランで、ギラヴァンツでは近年のJ2を経験した数少ない選手になります。

――トレーニングやキャンプは、これまで経験したチームと比べてどうですか?

 走る機会は今までのチームより多いと思います。ただ、選手の疲労度を見てコントロールしてくれているので、いい負荷、強度でできていると思います。

――移籍してギラヴァンツの印象は変わりましたか?

 なかなか結果が出なかったのに、小林監督になっていきなり優勝したのは衝撃的でした。劇的に変わったのは、監督だけでなく、選手の力でもあると思っています。

――個人の目標は?

 チームはJ3で優勝したわけで、J2でも通用するレベルということだと思います。若い選手が多く、運動量やスピードは高いレベルにあります。個のレベルを上げていく必要もありますが、まずはチームの中に入って自分の良さを体現できるよう、チームにフィットすることをテーマにやっていきたいです。

――J2の戦いを知る数少ない選手として、チームに伝えられることは?

 そんなに気負わずに。レベルも格段に上がるわけじゃないので。当初は動きや判断スピードも上げる必要があるとは思いますが、やっていけば慣れます。僕は試合のコントロールや、声を出して試合を落ち着かせることを意識してやれるようにしたいです。

――まだ北九州でほとんど過ごしていないですよね。

 そうなんです。まだ北九州にほとんどいないんですよ(笑)。やっぱり美味しいごはんを食べたいですね。北九州は食事が美味しいとみんな言ってるので。堪能したいです。

――沖縄キャンプの意気込みを聞かせてください。

 自分がやっていきたいことをブレずに、出していきたい。選手間の連携を高める必要がまだあり、チームで話し合って修正していければ。


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MF 内藤洋平 選手


内藤洋平選手

 昨シーズンは主将としてチームを牽引したギラヴァンツ在籍8年目を迎えるベテラン。選手だけでなく、サポーターからも厚い信頼が寄せられています。

――島原キャンプは久しぶりです。トレーニングは順調ですか?

 ギラヴァンツがJ2の時は島原でやっていたので懐かしいです。ハードなスケジュールが続いてますが、前向きに取り組めています。良いコンディションでやれていますし、体のケアも今まで以上に気を使っています。それがプレーでも表れています。

――悪天候が続いた影響は?

 サッカーは雨でも雪でもやるので、そういった環境でのタフさはチャレンジャーである僕たちにとってはいい試練になるんじゃないですかね。

――沖縄キャンプに入ります。練習試合も組まれています。

 沖縄キャンプは初めてですが、暖かいので体もよく動くと思います。対戦相手は今まで以上に高いレベルと聞いてるので、どこまで戦えるか。課題を確かめるいい機会として楽しんできたい。

――昨シーズンから主将としてチームを引っ張り、サポーターへの発信でも頑張ってますね。

 頑張りました(笑)。サポーターも含めてチームが盛り上がっているのは、北九州の市民や街に伝わっていくと思うので、まずは自分たちから盛り上げようと考えていました。チーム内から発信していくことは大事ですし、どんな状況でも前を向き続けることが大切。今年もサポーターと良いかかわりを持てたらいいですね。

――今シーズンはJ2での戦いです。経験がない若い選手が多いチームで、経験を積んだ選手の力が発揮される場面があると思います。

 どっちとも言えますね。上手くいかない状況になったとしても、知らないからこその強みは必ずあるので。若くて経験が少ない選手が多いのは、逆に強みにもなります。僕らは一番下からの挑戦。そういった意味で、短所を長所に変えていけばいい。年上の選手たちが経験を若い選手に伝えていくのはもちろん、チームとしての強みを出していくのが一番ですね。

――開幕戦の相手はアビスパ福岡です。サポーターも気合いが入っています。

 最高ですね。開幕戦ですし。盛り上がってもらわないと困るし、サポーターが盛り上げてくれたら僕らも火がつきます。開幕戦が大事というのは昨年のチームで分かっています。しっかりプレーしたいです。



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