シナロケ鮎川誠さん 心ひとつに「READY TO ROCK!」

(提供:ロケットダクション)

 福岡県久留米市出身のミュージシャン、鮎川誠さん。新型コロナウイルスの影響で、予定されていたライブ公演が相次ぎ延期になった。東京都内の自宅に籠もる日々だが、「いつでもまたロックでぶっ飛ばしたい」と前向きだ。新型コロナ禍でも、疫病退散の願いを込めて描いた「アマビエ」のイラストがSNSで話題になり、ライブハウス支援のクラウドファンディングにも協力した。ビデオ会議で東京にいる鮎川さんとつないだ。


鮎川誠さん

ミュージシャン。福岡県久留米市出身。1978年にロックバンド「シーナ&ロケッツ」を結成。バンドのボーカルで妻のシーナさんを2015年にがんで亡くしてからも、精力的に活動を続ける。代表曲に「You May Dream」「レモンティー」など。


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ライブ公演は相次ぎ延期に

――今の生活は?

 3月から外出を控え、自宅に籠もっています。家族以外とは会っていません。バンドメンバーとも電話やLINEでの連絡だけです。

――5月までのライブ活動を延期されました。

 最初の頃は5月になればライブできるかなと思っていました。今となってはそれも難しく、自粛を決めました。

――鮎川さんはステージに立っているイメージが強いです。つらくはないですか。

 しょんなか(仕方がない)なぁって。目には見えないけど、外では新型コロナの大嵐が吹きよると思って、日々きちんと消毒するようにしています。


北九州市若松区の高塔山野外音楽堂で(2018年9月17日撮影)


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アマビエでライブハウス支援

――ライブハウスが苦境に立たされています。

 ライブハウスだけでなく、商売をしている人みんなそうだろうけど、人が集まらないと成立しない商売も多いからね。ライブハウスは真っ先に「3密」で話題になってしまった。今は感染の危険もあるので、しょうがないが、経営は大変だと思います。

――ライブハウスを応援するクラウドファンディングに協力しました。

 多くの人が応援してくれてありがたいです。行動を起こすことはとても素晴らしいことだと思っています。福岡は「音楽の街」。新型コロナをこれ以上、流行させるなとのメッセージにもなるので協力しました。

――鮎川さんが描いた「アマビエ」が話題になりました。

 江戸時代の瓦版には、疫病がはやったらアマビエの絵を人々に見せて回れと書かれていたそうです。疫病退散の願いを込め、まねしてフェイスブックに投稿しました。その後、ライブハウス支援のクラウドファンディングでイラストを使わせてほしいとのことで、喜んで提供しました。


鮎川さんが描いたアマビエ(提供:ロケットダクション)


――絵がうまいですね。

 普段は絵やら描かんのですよ。下手やけ。写しただけ。瓦版や水木しげるさんの絵とかを見ながらね。


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