360度カメラでのぞいた円形の街 リバーウォーク北九州の小宇宙
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北九州市のランドマークになっている小倉北区の「リバーウォーク北九州」。一度に全方位を撮影できる360度カメラで、建物の内側から撮影すると、コンパクトな円形の街が広がる小宇宙のような光景が浮かび上がった。
リバーウォーク北九州は、原色の積み木を組み合わせたような地上15階建ての建物だ。福岡市の「キャナルシティ博多」も手がけたアメリカ人建築家の設計で、2003年に完成した。
巨大な円すいの空間がある商業ゾーンは、収穫前の稲穂をイメージしたという黄色が主体。円すいの底辺にあたる円形広場にカメラを置いて撮影すると、頂点に向かって吸い込まれそうな気分になった。
ブラックホールを芸術的に建造したとしたら、こんな形になるのだろうか――。