見上げれば一面に藤の花 北九州・吉祥寺の境内を春色に染める

 樹齢100年を超える大藤棚がある北九州市八幡西区の吉祥寺で、藤の花が見頃になった。頭上を覆う花房が、波立つように揺れ、甘い香りを漂わせている。


 境内の大藤棚に、全方位を撮影できる360度カメラで臨んだ。画像は手元のスマートフォンに転送される仕組みで、どのような絵柄になるかは、画像を見るまで分からない。その10秒ほどの時間が、とても長く感じられる。



 四半世紀前、新聞社がまだ暗室で写真を現像していた時代を思い出した。締め切り時間を気にしながら、現像液の中で絵柄が浮かび上がってくるのを、やきもきしながら待った。


 デジタルの時代になったが、この「一枚」にかける気持ちは変わらない。




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