燃ゆる関門海峡 レンズ越しに見た雲と夕日の天体ショー

 分厚い雲が重く立ちはだかっていた。関門橋から約15キロ離れた山口県山陽小野田市の海岸。超望遠レンズを構え、北九州市門司区(写真の左側)と下関市とを隔てる関門海峡に沈む夕日を待っていた。


 「仕切り直しか」。諦めかけていた頃、灰色の雲から逃げ出すかのように、巨大な太陽が姿を現した。


 「やった」。心が躍った。水平線に消えゆくまで10分あまり。画角や露出などを変えながら、夢中でシャッターボタンを押した。


 日が沈み、機材を片付けていると雨が降り出した。珠玉の天体ショーに立ち会えたことに感謝し、海に向かって手を合わせた。


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