季節外れの「小文字焼」 癒やしを届ける地域の光
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北九州市小倉北区富野の小文字山(366メートル)の山頂付近で11月8日夜、炎で「小」の字を描く「小文字焼」が行われた。
北九州市によると、「小文字焼」はお盆の迎え火として親しまれてきた恒例行事だが、今夏は新型コロナウイルスの影響で中止に。今回はひとときの「癒やし」を届け、地域のつながりを感じてもらえる機会にもなればと、地元自治会が企画した。
この日は午後1時頃から、地元消防団ら約40人がわらを詰めた竹筒を並べた。午後7時になると、竹筒に1個ずつ火をともし、8時頃まで鮮やかな文字が浮かび上がった。
(写真:大野博昭、文:橋本龍二)