漫画「ギャル鉄」原画展 田川市で

メッセージを添えた原画が並ぶ会場

 福岡県・筑豊地区をイメージさせる要素がふんだんに盛り込まれている鉄道ラブコメディー漫画「ギャル鉄」の原画展が、田川市の田川伊田駅(JR、平成筑豊鉄道)に近い伊田商店街の「旧街なか美術館」で開かれている。

 ギャル鉄は、県出身の松山せいじさんが月刊誌「チャンピオンRED」(秋田書店)で連載し、今年6月発売の8月号で完結した。鉄道マニアの金髪の女子高生・後藤寺ミオと、実直なサラリーマン・田川日田彦が、全国の鉄路を旅する物語。2人をはじめ、主要な登場人物の名前には、筑豊地区の地名やJR路線名が付けられている。

 原画展は、商店街近くで育った「アルタスギャラリー」(福岡市)の代表・村上博史さんが商店街側などと連携し、田川伊田駅の改称40年などを記念する企画として開催。会場には原画17点が展示され、それぞれの余白に松山さんがメッセージを書いたり、イラストを描いたりしている。8月28日まで。入場無料。

 問い合わせはアルタスギャラリー(092-287-5599)へ。


advertisement

この記事をシェアする