<あの日>スターフライヤー就航/2006年3月16日

 2006年3月16日、北九州空港(北九州市)が開港し、地域航空会社のスターフライヤー(同)が北九州―羽田線に就航した。真っ黒な機体と革張りのシートなどが特徴で、羽田行きの第1便は、ほぼ満員の乗客を乗せて飛び立った。


就航初日のスターフライヤーの機内に乗り込む利用客ら(北九州空港で)

 独立系の航空会社としてスタートしたが、燃料費高騰などで経営が悪化し、2012年には全日本空輸が筆頭株主となった。

 コロナ禍の直撃で需要も大きく減ったが、通信販売大手のジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)と昨年に資本・業務提携。ジャパネットが販売する商品を機内で注文できる仕組みを設けるなどしており、今後も連携を深める方針だ。


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