サッカーJ3・ギラヴァンツ北九州は1月13日、北九州市小倉北区で2024シーズンの新体制発表会を開いた。今季の目標順位を「J2昇格プレーオフ圏内(6位以内)」と掲げ、選手らが巻き返しを誓った。
ギラヴァンツは昨季、全20チーム中最下位に終わったが、日本フットボールリーグ(JFL)の上位がJリーグ入会を承認されていなかったため、かろうじてJ3残留が決まった。
発表会では、石田真一社長が新たなスローガン「ひとつに―この北九州(まち)とともに―」を公表。「昨季の苦しい経験を無駄にせず、クラブ一丸となって戦う」と力を込めた。
その後、サポーターが見守る中、増本浩平新監督(41)や13人の新加入選手が登場。増本監督は「選手とコミュニケーションを取りながら良いチームをつくる」と意気込んだ。また、J3・松本山雅FCから移籍し、チーム最年長のMF喜山康平選手(35)は「経験の全てをチームに伝え、選手としても輝きたい」と語った。
開幕戦はホームで2月下旬に行われ、SC相模原と対戦する予定。