父が設計した幻の戦闘機 長男が平和記念館で模型と対面

 太平洋戦争末期、B29などの重爆撃機を迎え撃つため福岡で開発された海軍の局地戦闘機「震電」。その機体を設計した鶴野正敬技術少佐の長男正英さん(82)(千葉県船橋市)が、実物大模型が展示されている福岡県筑前町の町立大刀洗平和記念館を初めて訪れ、実戦に投入されることなく終戦を迎えた「幻の戦闘機」の開発に尽力した戦時の父へ思いをはせた。

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