大牟田駅前で9月14日にフェス開催 わかもの会議が企画 

 福岡県大牟田市のにぎわいづくりと、魅力の再発見に取り組むため、高校生から30歳代の若者で構成する「大牟田わかもの会議」が一昨年、設立された。メンバーらは様々な活動を展開しており、9月14日には、大牟田駅と西口駅前広場で様々な遊びを楽しめる「マルミュータ ファジーなフェス」を開催する。

地元の魅力を再発見!


大牟田わかもの会議のサイト

 同会議は大牟田市の呼びかけで2022年10月に発足。現在、約50人の会員が登録しており、▽SNSを活用して家や学校、職場だけではない、気楽に集える場所づくりに取り組む「サードプレイスチーム」▽市内の高校や大学などとの合同学園祭などを企画する「リリフェスチーム」▽大牟田の良さを再発見し、お薦めの店や、新しい才能を発掘し盛り上げる「情報発信チーム」――などを設けている。

ファジーなフェス開催

 14日のイベントは、「マルミュータ」チームが企画。「OMUTA」(大牟田)のOを「マル」、MUTAを「ミュータ」として名付けたチーム名で、「お金はかけずに知恵を使って楽しむ」をモットーとしている。


大牟田駅前で開かれるフェスのチラシ


 当日は、JR九州の観光列車「ななつ星in九州」が同駅を通過する際、ホームで約100人の親子がシャボン玉を飛ばして歓迎。広場のステージでは、観光寝台列車の車内で長年、マジックショーを披露している黒崎博斗さんらが観客を楽しませる。

 このほか、同会議で考案した水鉄砲を使った対戦ゲームや、握力を競うゲーム、水風船つりなどオリジナルアトラクションにも挑戦できる。10店舗が並ぶフードブースも設置する。


チラシの裏面。様々な企画を予定している


 同会議社会人代表の有馬辰紀さん(36)は「駅は大牟田への入り口。子どもも大人も楽しめる内容で、大牟田の魅力を満喫してほしい。通常のイベントではなく、こんな楽しみ方もあるというファジーな雰囲気も感じてほしい」とアピールしている。

 学生代表の明光学園高3年、田中陽菜さん(17)は「大牟田を盛り上げるため、いろんな活動を考えていきたい」と話した。

 イベントは午前11時~午後4時。ステージは観覧無料で、アトラクションは一部を除き、100~200円の参加料が必要。内容は大牟田市のホームページでも確認できる。


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