「英彦山がらがら」を65歳以上の乗客100人に配布 敬老の日

2025.09.12

 敬老の日の9月15日、筑豊地区で魔よけなどとして親しまれる土鈴「英彦山がらがら」が、福岡県添田町の英彦山スロープカー花駅で、65歳以上の乗客(先着100人)に無料で配られる。

スロープカー花駅で



 スロープカーを運営する英彦山観光福祉協会などによると、英彦山がらがらは約1300年前、文武天皇が干害解消を英彦山に祈願し、成就したお礼として奉納した鈴が原型と伝わる。直径2~3センチの素焼きの土鈴を束ねた物が一般的で、水田や玄関先などに飾る家庭が多いという。


 無料配布は約10年前にスタート。今年は、花駅と英彦山神宮奉幣殿に近い神駅との往復券(大人700円)を購入・乗車し、花駅に戻ってきた高齢者に手渡す。15日の花駅の始発は午前8時40分。問い合わせは、同駅(0947-85-0375)へ。


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