ミラーガラスが映し出す空と緑と暮らし 北九州の国際村交流センター
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角度の異なるガラスの壁面に、大空のエリア、住宅街のエリア、緑のエリアがそれぞれ映し出されている。周りの風景が、壁面ごとに区分けして描かれているかのようだ。
北九州市八幡東区の皿倉山の麓にある国際村交流センター。建物を覆う約4000枚のミラーガラスが個性豊かな景観を作り出す。
現・日本製鉄の社宅跡地に1993年に建てられ、ピアニストの辻井伸行さんも演奏した音楽専用ホール「響ホール」などがある。独特の外観から、新車の広告や、タイのテレビドラマの舞台にも使われた。
風に流される雲が、ガラスに刻々と移り行く。気づくと壁面はまた別の表情を見せていた。