夏の和菓子「博多水無月」販売 福岡三越や博多阪急で催事

 夏限定の和菓子「博多水無月(みなづき)」が、福岡市内と近郊の和菓子店で販売されている。市和菓子組合の有志でつくる「新福岡・博多の和菓子開発研究会」が1999年から毎年手がけており、2025年は20社27店が趣向を凝らした商品を取りそろえている。7月31日まで。


夏限定の和菓子「博多水無月」


 無病息災や暑気払いの意味を込めた京都発祥の夏菓子「水無月」をヒントに考案。涼しげな見た目にもっちり、つるりとした食感が特徴で、「小豆とワラビ粉を主原料にし、笹で巻く」とのルールに沿い、各店が思い思いの商品を作っている。25年は桃や甘夏を使ったものなど、1個180~452円(税込み)で販売する。

 6月9日まで福岡市・天神の福岡三越、同12~15日は同市博多区の「博多町家ふるさと館」、同20~30日は同区の博多阪急で共同催事もする。研究会代表世話人を務める松本弘樹さん(64)は「いろいろな和菓子が食べ比べできる機会。ぜひ足を運んでほしい」と話している。


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