全国各地の窯元などの作品を展示、販売する「第47回西日本陶磁器フェスタ」が9月19~24日、北九州市小倉北区の西日本総合展示場新館で開かれる。1979年の初開催以来、陶磁器の総合フェアの草分けとして知られ、今回は窯元など235社が計5万点余りの焼き物や工芸品を展示、販売する。
会場内の「陶磁器即売展」では、信楽焼(滋賀県)や萩焼(山口県)、有田焼(佐賀県)など29都道府県の窯元などが彩り豊かな花瓶や茶わん、コーヒーカップなどを直接出展する。「西日本陶芸作家展」では、日展や日本工芸会などの作家が手がけた芸術性あふれる作品約100点を展示し、購入も可能。また、輪島塗(石川県)や熊野筆(広島県)など全国の伝統工芸品を展示販売する「匠の職人工芸展」も開催される。
このほか、県内外40店舗のロールケーキを楽しめるカフェや、日替わりで世界各国のグルメを堪能できるキッチンカーコーナーもある。さらに、今回は子育て世帯にも参加してもらおうと、期間中の土日・祝日には、「ふれあい動物園ピクニカ共和国」(福岡県飯塚市)の小動物とのふれあいや、廃材を利用したアート作りが楽しめる「ふれあいとモノづくりの広場」を初めて実施する。
■第47回 西日本陶磁器フェスタ
会 期:2025年9月19日(金)~24日(水)
時 間:午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)
場 所:西日本総合展示場新館(北九州市小倉北区浅野3-8-1)
入場料:当日600円、前売り400円(ローソンで販売)。高校生以下は無料
問い合わせ:北九州観光コンベンション協会(093-511-6800)