水面を凜と彩るスイレンの花 北九州・門司の白野江植物公園
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周囲の山にこだまするのは、オオルリの澄んだ歌声。多くの野鳥が飛来する北九州市門司区の市立白野江植物公園で、直径10センチほどのスイレンの花が咲き始めた。360度カメラを長さ3メートルの一脚に取り付け、その凜(りん)とした姿を捉えた。
福岡県内で3度目の緊急事態宣言が出され、臨時休園が続いている。ひっそりとした園内では、満開のバラやアヤメなどが美しさを競い合うように咲き誇っており、担当者は「一年間、育て上げた結果を見てもらえないのは無念」と話す。
スイレンはこれからも次々と咲き、見頃は8月末まで続くそうだ。少しだけ救われる思いがした。