九州自動車道の久留米インターチェンジ(IC、福岡県久留米市)―広川IC(同県広川町)間に新設される「久留米南スマートIC(仮称)」について、久留米市は10月15日、市内の高良内町と藤山町にまたがる場所に設置する計画を発表した。
11月に住民説明会
同スマートICは、県道藤山国分一丁田線に接続。高速道路上に橋を設け、1か所の料金所から上下線に乗り降りできる。自動料金収受システム(ETC)の搭載車が利用でき、1日あたりの利用台数は3400台を見込む。
高良内町に置く料金所から高速道路側を西日本高速道路(ネクスコ西日本)が施工し、料金所から県道までを久留米市が施工する。11月中旬に地域住民や地権者に説明会を開き、その後、用地買収などを進めたいという。
10月15日の定例記者会見で、原口新五市長は「(スマートICは)市の将来を見据えたまちづくりに必要不可欠。市民生活や経済活動の利便性の向上など、まちづくりの可能性が大幅に広がる」と話した。
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